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内田裕也のRockな世界

「僕は今あの世にいます。ロックンロールに生きて、ロックンロールで死んでいけたことに感謝しています」



内田裕也の魅力研究室



「内田裕也ってどんな人?」

と聞けば、

「ロック歌手」

「日本のロックの代表」

「樹木希林の夫」

「モックンの義父」

などと、多くの人が答えるハズ。

それでいて、「代表曲は?」

と聞けば、答えられる人は、少ないのでは?

さらには、「ライブへ行ったことのある人」

は、皆無に近いのでは?!

「樹木希林の夫」といっても、結婚当初の数年間以後は、現在まで、ず~と、別居中である。

ちなみに、内田裕也は、夫人(樹木希林)に無断で、勝手に離婚届けを役所へ提出したが、夫人の申し立てで、「離婚は無効」となり、現在も、戸籍上は、「夫婦」である。

夫婦は、時折、顔を合わせることもあるらしいが、娘、娘婿、孫を含めた「家族全員」が揃う機会は、ほとんどないらしい。(それぞれ、個別には、会っているらしい)

金銭



数多くの新人、若手を発掘し、映画、ライブ(ニューイヤーロックフェスティバル等)をプロデュースするなど、多才な活躍をされているわりには、『裕福』には縁遠いようだ。

衣装の大半は「古着」で、以前、置き場所がなくなり、コンテナ(今でいう「貸し倉庫」)に預けているとはなしていた。

また、過去の資料や著書も貸倉庫に保管していたが、賃貸料を払わなかったため、全て破棄されたことがあるらしい。

このとき、自身で、「オレなんか、カード破産している」と言っていたが、事実なのか、比喩なのかは、わからない。

金銭面にうといことは、本人、自ら語っている。

口癖



「シェキナ・ベイベー」が口癖といわれているが、グッチ裕三が、内田裕也のモノマネをする際に、使ったことが、広まったらしい。

また、インタビューなどの最後に、必ずと言っていいほど、「ロッケンロール」と付け加える為、これを口癖と言われる場合も多いが、氏にとっては、「内田裕也=ロッケンロール」である故に、「締めの言葉」であると考えられ、筆者は あえて、口癖とは思わない。 (某局のアナウンサーが、番組の最後に「N○K」と言うのと同じ…と勝手に解釈してます)

実際には、「ヨロシク(で)」 「タコ!」 「バチバチ」などが、口癖といえるかもしれない。



雑誌のインタビューで、 「芸能人だからって、何で、顔隠すんだ?(…中略)、オレなんか、子供に『シェキナ・ベイベーが歩いている』って、言われることもある。そんな時も ヨロシク!って言い返す」

「シェキナ・ベイベー」=内田裕也の代名詞ということは、自身も認めているようだ。

その口癖(とされる)が、そのまま、タイトルの29年ぶりシングルが発売! シェキナベイベー (CD+DVD) 内田裕也feat.指原莉乃… ¥ 1,658

ミスターROCK‘N ROLL”こと、内田裕也の29年ぶり(2014年時)となるオリジナル・シングル。HKT48の指原莉乃が主演を務める映画『薔薇色のブー子』の主題歌「シェキナベイベー」で、内田裕也&指原莉乃による異色(奇跡)のコラボレーションが実現! (C)RS

ウワサ(信憑は不明です…)

いつの頃からか、内田裕也は、口元を Vサインのような指で、押さえながら、歌うことが多くなった。 この理由を 周りのロッカーは、気になりながらも、聞くことができず、ずっと、謎のままだった。 ある日、若手のロッカーが、酔った勢いで、聞いてみると、内田氏は、当たり前のように答えた。

「声が、ステレオになる」



*歌っている時、「入歯が、飛び出さないように」という説(ウワサ)もありますが、 1973年時点(当時34歳)で、すでに、Vサインのような指で、押さえながら、歌う姿が確認できる為、信憑性は低い)

1973年9月2日(日) 日本武道館 ゲスト出演時の 内田裕也&1815ロックンロールバンド witrh クリエイションにて、確認できる。



エピソード



若かりし頃、酒場で、和田アキ子ら数人と、口論になり、乱闘寸前になった際、カウンターで一人飲んでいた男が、両者の中に割って入り「まぁ、まぁ、酒は楽しく飲みましょう」となだめた。その男は 渡哲也だった。

83年、ウドー音楽事務所へ、「なぜ、外タレ(外人タレント)ばかり呼ぶのだ!」と抗議のため、刃渡り18cmの 包丁を持って乗り込み、受付嬢が、男性社員を呼ぼうと、受話器を取ったところ、警察に通報されると勘違いし、 「警察なら、俺が呼んでやる」と、受話器を奪い取り、自ら110番して、駆けつけた警察官に取り押さえられた。

その時は、かなり酒に酔っており、「かねてからの、ウドー音楽事務所に対する不満が、一揆に爆発した」と、 後の会見で話していた。

交友関係



いうまでもなく、巾広い。 宇崎竜童、安岡力也、鮎川誠、竹田和夫、ジョー山中、沢田研二、桑名正博、原田芳雄、白竜など、大物ロックアーティストは、もちろんのこと、石原プロ、小野ヨーコ、和田アキコなど、「異色」とも思える人物や、高橋伴明、長谷川和彦、崔 洋一などの映画監督とも交流が深く、自身の映画、ライブなどに、携っている。

中でも、特に「異色」と思えるのが、故三浦和義で、渦中の最中に「コミック雑誌なんかいらない」で、当時の三浦和義をそのまま、「役」として、出演させている。 ちなみに、この映画での内田裕也が演じた、芸能レポーター「木滑(キナメリ)」は、劇中の口癖「恐縮です」など、梨本勝をモデルにしたが、梨本勝も、この映画に出演していたことも、笑える(失礼!)



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